超音波、心電図、動脈硬化指標など統合システム化

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2014年5月8日木曜日

眼または腎臓の血管の損傷から、心房細動のリスクが高い人を特定できる可能性

 眼または腎臓の血管の損傷から、心房細動のリスクが高い人を特定できる可能性が、新たな研究で示唆された。心房細動は高齢者によくみられる障害で、脳卒中リスクを増大させるほか、一部の患者では心臓関連の胸痛や心不全の引き金になることもあるという。  米ダラスで開催された米国心臓協会(AHA)年次学術集会で発表された今回の研究は、米ジョンズ・ホプキンス大学(ボルティモア)のSunil Agarwal氏率いる研究グループが、1万人強の中年期の集団を平均14年近く追跡したもので、微小血管変性(眼または腎臓の小血管の障害)と心房細動の有無に関連がみられることがわかった。  例えば、微小血管障害のない人では1,000人につき約6人が心房細動を発症するのに対し、網膜の小血管に微小出血または毛細血管瘤のある人では1,000人につき9人が心房細動を発症する。腎臓の血管損傷の徴候がみられる人では1,000人につき約17人となり、眼と腎臓のいずれにも血管損傷がある場合は、1,000人につき24人まで増えた。このような血管損傷と心房細動リスクの高さに関連がみられる理由は解明されていないと、研究グループは述べている。  米レノックス・ヒル病院(ニューヨーク)のNeil Sanghvi氏は、「微小血管障害の増悪が心房細動の潜在的な引き金の1つである可能性が示唆される。微小血管障害を抑制または予防する治療によって心房細動の発症率を低減できる可能性がある」と述べている。米ブルックリン病院センター(ニューヨーク)のKenneth Ong氏は、「眼や腎臓の血管の損傷は、心臓をはじめとする他の身体部位における同様の所見を反映するものと考えられる」と指摘する。  Sanghvi 氏は、眼や腎臓に血管損傷のある患者は、未検出の心房細動のリスクを評価するため、長期にわたって1~2週間ごとの監視を検討する必要があるとしている。なお、学会発表された知見は一般に、ピアレビューを受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなす必要がある。

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