超音波、心電図、動脈硬化指標など統合システム化

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2013年11月8日金曜日

心房細動に対する抗凝固療法

研究趣旨 高齢社会を迎え心房細動をもつ人が増加しており、60歳を超えると増加が始まり、80歳では10%以上となり、心房細動患者の70%が65-80歳である。循環器、神経内科医にとって喫緊のテーマは、脳卒中予防のための心房細動の抗凝固療法の扱いである。2008年に日本循環器学会、日本心臓病学会などが合同で出した心房細動治療ガイドライン改訂版では、弁膜症ではもちろんのこと CHADS2スコア(C心不全 H高血圧 A高齢者 D糖尿病 S脳梗塞/TIA2点)2点以上では、非弁膜症性心房細動(NVAF)にワルファリン抗凝固療法が推奨されたが、高齢者、アジア人ではワルファリンの至適用量設定に欧米人との差があり、抗凝固投与により出血を起こすリスクが上がることから抗凝固療法導入は十分でない。ワルファリンからダビガトラン、リバーロキサバン、アビキサバン、エドキサバン(NVAFには現在未承認) などの新抗凝固薬が目白押しであるが、無症状の非弁膜症心房細動患者に一次予防で投薬するには、投薬を納得してもらうのも困難であるが、高価なため治療継続が難しい。ワルファリン使用時には、院内迅速検査も可能なINR測定というわかりやすい治療域判定ツールがあるが、新薬はモニタリング不要をうたっており、逆に臨床の場では十分量なのか、不適切なのかの判断が困難である。“ワルファリンに比べて脳出血頻度副作用の低い新薬へのパラダイムシフトを。”といっても、脳梗塞予防のためとはいえ出血リスクがあるならば飲みたくないというものも多い。また、多くの薬剤が腎排泄が大きく関与するため、高齢者、小さな体格の患者には減量が必要だが、その指標は、eGFRでなくクリアチニンクリアランス(CLcr)であることも、最近出たCKDガイドライン2012の推奨腎機能評価と異なり煩わしい。  心房細動における治療の実態調査には、東京女子医大心臓血管研究所調査(山下武志)、京都医療センター伏見地区調査(赤尾昌冶)など大病院調査はあるが、実地医家の実臨床調査はまだない。 実地医家の心房細動診断、検査手技、患者への説明、処方内容の変化など診療を調査することによって、抗凝固療法の医師の知識集積、患者啓発、安全性・有効性の確認を行うことにより今後の診療向上に寄与したい。 日本循環器学会(JCS)の後援名義使用の許可も得ました。 ぜひ研究にご参加下さい。

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